我々を取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、国内外共に未曽有の危機が訪れています。国内経済は、非常に大きな影響を受け、業界にとっても更なる大きな試練となることが予想されます。
この様な中で当協会は、創立37年目を迎えました。創立の原点である協会の目的、「郵便事業運営の円滑化・効率化に協力することで、郵便利用の量的な拡大を図り、併せてメーリングサービス業界の健全な発展に寄与すること」を再認識したいと思います。幾多の変遷がありましたが、会員の皆様のご理解とご協力により、ここに確固たる地位を築くことができました。今後も過去の歴史を踏まえ、社会の中で公器としての立場を自覚し、必要とされる協会として更に発展していきたいと存じます。
日本郵便(株)との関係においても、重要なパートナーとして更なる発展の関係を構築し、円滑な業務遂行に努力して参ります。本年10月からの郵便制度改定による運用の変更の周知を行うとともに、その影響などを検証する必要があると存じて居ります。
協会としては、今後も個人情報の保護、コンプライアンスの徹底、環境保全を意識し、協会の公益性と業界の共益を引き続き追求していくことといたします。今年度は、コロナ感染状況を注視しながら、協会活動を実施して参りますので、会員皆様の益々のご協力と結束をお願いいたします。